相手の電車に勝手に付いていくルーティン ~終電は逃してナンボ~

超絶久しぶりのブログですみなさんこんにちは。

 

 

最近ナンパのモチベが復活してきましたので、

というかナンパを通してやりたいことが新しく見つかったので

もう少しこの世界に浸りたいと思います。

 

 

 

 


この日は講習。

 

 

実地演習の最後にフィードバックを終え、

終電前に少しストろうと思いそのまま声掛け。

 

 

お酒を飲んでいい感じにほろ酔い状態だったのと

時間制限があったのでサクッと一声かけ。

 

 

「お姉さん、こんばんはー。

 そのコートの色味めっちゃ綺麗ですねー。仕事帰りですか?」

 

 

身長165cmでスラっとした背丈に、

淡いピンクのトレンチコートを羽織ったお姉さん的な雰囲気。

 


(この子は俺が得意なタイプだぜ。)

 

 

ニヤニヤしながら声かけたように思うが、反応はかなり良かった。

 


第一声のイントネーションで一瞬で関西出身だとばれたみたいだ。
お互いの地元がかなり近かったのもあり距離が縮まるのは早かった。

 

 

 

そのまま数分ほど並行トークをした後、改札前で俺宅近辺での飲み打診。

 

 

「楽しそうだけど今日は帰ります。」

 

 

そらそうだろうなと思いながらも、

付け入るスキはないか相手の表情や振る舞いを注意して観察する。

 

 

 

まだ声掛けから数分しか経っていないが、

少し食い付きを感じていた俺は角度を変えて再打診。

 

 

 

俺「一杯この近くで飲まへん?」
女「いやーでも明日朝から予定あるし、お刺身食べたいんで…」

 

 

 

OLかと思っていたが実は大学4年生で、

今はバイト帰りで余った刺身を持って帰って食べるそう。

 

 

言葉で拒否ってはいるが、行動から食い付きアリのサインが出ていた。

 

 

 

ひとつ悲しいことに

彼女の方面の電車に乗ってしまうと俺の終電がなくなってしまう。

 

 

彼女の最寄りについていったところでヨネスケできる確証はない。

ましてやまだ声をかけてから10分も経ってない。

 

 

 

 

俺の選択肢は一つしかなかった。

 

 

 

 

「じゃあ君の最寄りで少し飲もうか」

「えーどんな流れですか…」

 

 

「逆にそれが一番良い選択肢やと思う」

「いやいや何の逆なんですか」

 

 

「こんだけ短い時間で共通点いっぱいあったからこそ逆に行くべきやわ」

 

 

とかなんとかかんとか呟きながら

”逆に”ルーティンを巧みに駆使し相手の乗車ホームへ歩く。

 

 

無事乗車した二人。

 

 

「こんなに”逆に”の使い方ヘタな人初めてですw」

「お前のそんな変な初めていらんわw」

 

 

 

逆にルーティンを軽くディスられながらも聞き出したことは、

実は半年付き合っている彼氏がいるということ。

 

 

そして

最近うまくいっておらず別れそうだということも。

 

俺は彼女の”別れそう”というセリフから勝ちを確信する。

 

 

 

本来、女性は興味のない相手には攻め入られる余地を一切作らないが、

少しでもアリと判断した男には随所に隙を見せるようになる。

 

 

 

女は狡猾だ。

表面的な言動に惑わされてはいけない。

 

 

 

まだ全然和めていない上、

ボディタッチも口説きもまったく試していないにも関わらず

既に気持ちの面では勝っている。

 

 

 

約10分ほどで彼女の最寄り駅に到着。

一旦トイレへと逃げ込みゆっくりションベンをしながらこれからの作戦を練る。

 

 

 

もう後には引けない状況に少し緊張しながらも、

改札をすり抜け彼女の家へと向かう。

 

 

途中、コンビニでお酒を購入するがその時初めて手が触れ合う。

その時の彼女の表情はこれから起こる物語を暗黙に了解しているような気がした。

 

 

 

玄関に入るや否や、

この時を待ちわびていたと言わんばかりに情熱的なキスをしながら、

なだれ込むようにベッドへと向かい服を脱がせる。

 

 

「待って、、、それヤバい…」

火照った表情と少し潤んだ瞳に見上げられた…

 

 

 

こんな感じで

おれのヨネスケ妄想大作戦はカンペキだ。

 

 

ビールを数杯飲んでいたせいもあり、トイレの時間が長くなってしまった。

 

 

ここで帰られていたらどうしようか。

一気に酔いがさめた気がしたが、すぐに彼女の姿を見つけ一安心する。

 

 

 

「よしじゃあ行こうか。」

「え…どこ行くんですか?トリキくらいならありますけど。」

 

 

「そんなとこいけるわけないやん。

 俺居酒屋で飲んだらすぐ吐いてまう癖あるし。

 家じゃないと無理やねん。」

 

 

「でも家はダメですよ。だから言ったじゃないですか。

 他の子を誘ってください、人選ミスですよって。」

 

 

 

「人選ミスかどうか判断するのは俺やからな。

 もっと知りたいし、、、とりあえずお酒買おうか。」

 

 

 

買ってどこで飲むんですかと話す彼女を背に勝手に歩き出す。

 

 

「あの、、、家逆ですよwww?」

 

 

かましいわとだけ言い、今度は肩を揃えて歩く。

 

そのまま5分は歩き大きな交差点に差し掛かるとふと彼女が立ち止まる。

 

 

 

「これどこ向かってるんですか?」
「家に決まってるやん。」

 

 

「でもとっくに過ぎましたし、いきませんよ。」
「まあまあそれは置いといて、とりあえずコンビニ入ろう。」

 

 

「コンビニもいいです。何買うんですか。」

 

 

 

なぜここに来てここまでグダるのか。

打開策を考えろ。まだ和みは十分ではない。

直接的な打診をするにはまだ早かったということか。

 

 

 


Uターンし彼女の家の方へと再度歩き始め、さらに深い和みへと移行する。

 

 

「さっきの話の続きやけどさ、前の彼女は顔で選んでんやんか。

 合って早い段階で価値観が合わんのはわかってたけど

 一緒におれば解決するかなって。
 

 結局色々試しては見たけどやっぱりお互い合わへんなって

 別れることになってんけど。

 

 浅い関係では楽しくても、深いところで価値観とかが分かり合えんと

 結局意味ないなってめっちゃ気付かされたねんな。

 

 やから君の価値観とかをもっと聞きたい。

 さっきの続きで今の彼氏の話してや」

 

 

「確かにそれはわたしも大事だと思う。」

 

 

 

彼氏の話を簡単に言うと、相手は年下で子どもっぽいところが嫌いになってきたとのことらしい。

 

 

 

そうこうしている内に彼女のマンションのエントランスに到着する。

 

 

俺は「じゃあどうぞ」とオートロックの開錠を促す。

 

 

「ありがとうございました。気を付けてくださいね。」

 

そう言いお辞儀をしながら扉の向こうへと進もうとする。

 

 

 

これは負けたのか?

待てよ、まだ全然戦ってないじゃないか。

 

 

「待って。」

 

そのままついていこうとするが彼女が逆にオートロックの外に出てしまう。

 

 

「さすがにそれはだめです。」

 

 

なぜだ。かなりいい雰囲気にはなっていたはずなのに。

 

 

原因を必死で思い返す。

 

 

今日のトークで話したことはなんだ?

彼女にはどのトークが響いた?

まだ潰せていないグダはなんだ?

 

 

食い付きは十分高まったはず。

そう考えると、残されたのは彼氏グダだ。

 

 

 

「もしかして彼氏がおるからとか?

 おれは二人の関係を壊そうなんて微塵も思ってないし、なんなら応援してる。」

 

 

 

「うーん、、、でもあなたが何を考えているのか全然わからない。」

 

 

 

 

「俺があの時声をかけたのは確かにノリやった。

 お酒飲んで気分良かったし、もうちょっと飲みたいなーって思ってた。

 

 でも帰ろうとしてるところに

 すごいきれいなコートを羽織った子が歩いてて目を奪われたんよ。

 

 それが君やった。

 だから声かけてここまで仲良くなれたから、もちろん今も諦めるつもりはない。」

 

 

 

 

彼女が悩む素振りを見せたので、ここは畳みかけるチャンス。

 

 

 

「じゃあここ(オートロック玄関)で乾杯しよう。」

あえて彼女が嫌がる選択肢を打診。

 

 

彼女の意識を2つの選択肢に誘導する。

”俺を家に入れること”は単体で見るとハードルが高い。

 

 

 

だから、

2つ目の選択肢である”マンションの住人が通る可能性の高いところで

お酒を飲む行為”を見られるリスクを意識させる。

 

 

 

”家に入れる”か”住人に見られるか”のダブルバインドを試したわけである。

 

 

 

彼女は観念した様子で「じゃあ行こう?」とだけ言った。

 

 

 

「掃除するから10分だけ待って」

とだけ言い残し掃除をしている彼女。

 

 

 

玄関で一人待つ俺。

とりあえずtwitter を開く。

 

 

 

ヨネスケなう~」とツイート文を打ってみるが

何故か投稿する気になれず消去した。

 

 

 

 

部屋へ上がり真っ先に目についたのは机の上にずらっと並べられた本の数々。

それを読みながら彼女のバイト先でもらったお刺身の盛り付けを待つ。

 

 

 

そこでようやく乾杯し、小一時間色々な話をたくさんした。

 

 

 

 

ギラつくタイミングを見計らっていた頃ちょうどベランダが目につく。

新宿のビル群を見渡すことが出来、非常に見晴らしがよかった。

 

 

 

 

 

肌寒さを感じる中、ベランダへと出て語り合う。

「星がきれいですね。あっ、月も綺麗ですね。」

よく使う漱石ルーティン。ウケはまあまあだ。

 

 

 

 

曇りで何もみえなかったが。

 

 

 

 

 

そこでは深い話をさらに広げていった。

話題が途中から彼女の人生相談みたくなっていた。

 

 

 

「〇〇がどうすればいいかわからない」

 

 

「〇〇はおれも昔迷ってたわ。

 でもそんな自分を変えたいなと思って色々努力した。

 これからもっと取り組んで伸ばしていくつもり」

 

 

 

夢と向上心に溢れる男を確実に演出する。

 

 

「彼氏と頑張ってみるよ!」

 

そう元気良く話す彼女は少しものさみしげな表情をしていた。

 

 

 

 

俺たちはそこでも1時間近く会話した。

 

 

 

 

 

 

 

「なんか寒くなってきたね。」

 

 

 

 

 

彼女がふと呟く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「せやな。温めて。」

 

 

 

 

 

 

 

唇が重なり合う。

 

 

 

 

 

優しいキス。

 

 

 

 

 


「ごめん、やっぱりダメだよ。」

 

 

 

 

 

 

だろうね。わかるよ。

彼氏に罪悪感を感じているんだよね。

初めての経験。どうしたらいいかわからないよね。

 

 

 

 

 

でも今日は大丈夫。

 

 

 

 

 

何も言わず部屋へ戻る。

 

 

そのまま彼女の手を優しく引いてベッドへ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回一番きつかったのは

相手の最寄り駅についてから家にヨネスケするまででした。

 

 

結構サクッとオープンし和めた感覚もあり

刺さっているのかな?楽勝かな?と高を括っていました。

 

 

マンション入口での家に入れたくないグダの時は

①かなり自己開示を深めにして、

②なぜ君に声をかけてここまでついてきたのか。

③そして相手のことをどう思っているのか。

を説明しました。

 

 

 

 

 

Fin